メキシコ民謡が元のラ・クカラチャは、何となく耳にした事のある曲かと思います。ここではコードを3つだけに絞りましたが、曲調を跳ねるリズムにアレンジしているので、メロディラインを弾くのに戸惑う人が多いかと思います。因みにラクカラチャは、ゴキブリという意味です。
ラ・クカラチャ(ソロギター)
大きな譜面を開くコードDを押さえる
1小節目はタブ譜に表記してある押弦でも良いですが、メロディがコードDの押弦と同じなので、最初からコードDを押さえておいても良いでしょう。また同じコードDでも、バレーコードを利用したコードDで押さえる人の方が多いかと思います。
大きな譜面を開く連続するピッキング
この曲で難しいのは押弦よりも、10・12小節目で見られるような、同じ弦を連続してピッキングする場合かと思います。どれが正しいピッキングというのはないので、自分の得意な指だけを使うのも良いですし、人差し指のと中指のを交互に使うピッキングでも問題ありません。
ラ・クカラチャ(伴奏)
大きな譜面を開く2度目はカッコの×2を弾く
2・6小節目はカッコで×2としてありますが、これはリピート記号で戻ってきたら、2度目はカッコ×2の中を弾くという意味です。譜面の省略方法として稀に使われる事があるので、覚えておきましょう。
大きな譜面を開くベース音だけの伴奏
12・16小節は他に比べると地味な伴奏で、16小節目に至ってはベース音だけしか鳴っていません。こういう伴奏が効果的な場合もあり、コードの音を全て使わないといけない、という事もありません。
このページのまとめ
- ラ・クカラチャはメキシコ民謡でゴキブリを意味する。
- 同じ弦を連続する時のピッキングは自由。
- 伴奏はベース音だけになる時もある。