ドイツ民謡が元になっているカッコウは、音楽の授業などでも歌ったことがあると思います。曲調はワルツとも言われる3拍子なので、1・2・3・4ではなく1・2・3を繰り返し進行していきます。メロディに迷ったら、歌ってみるのも良いでしょう。因みに、カッコウは漢字で郭公と書きます。
カッコウ(ソロギター)
大きな譜面を開くスタッカートとセーハ
1小節目の1弦3フレットはスタッカートがあるので、短く切って演奏しましょう。その後には4分休符があるので、全ての音をしっかり止めてください。7小節目の1弦1フレットは人差し指の根本で押さえる、セーハの押弦でフィンガリングしてやりましょう。
大きな譜面を開く音を増やしてアレンジ
今度も同じカッコウですが、音数を増やしてアレンジしているので、押弦するフレットや弾く弦が多くなっています。6・5・4弦を親指、3弦を人差し指、2弦を中指、1弦を薬指で弾くと良いですが、最後の12小節目は4弦を人差し指、3弦を中指、2弦を薬指という風に、弾く指がずれてきます。
カッコウ(伴奏)
大きな譜面を開く伴奏のパターン
伴奏のパターンは大まかに分けると、1小節目のように先ずベース音を出してから残りの音を弾いたり、3小節目のようコードの音を一音ずつ弾いたり、4小節目のように一度にコードの音を弾くという、三種類にで分けられると思います。自分の好みに合わせて使い分けてやりましょう。
大きな譜面を開くアルペジオで伴奏
先ほどの譜面でも見られましたが、コードの音を一音ずつ弾くことをアルペジオと言います。アルペジオで伴奏されることもよくあり、洒落た雰囲気が出せると思います。アルペジオではコードの音をハモらせるのがポイントなので、コードの変わり目までは、なるべく音が途切れないように注意しましょう。
このページのまとめ
- セーハの利用はコード弾きの時だけではない。
- 伴奏は大まかに分けて3パターン。
- アルペジオはコードを一音ずつ弾くこと。