クラシックギターに限らずですが、楽器を弾く上で欠かせない付属品というのが幾つかあります。それらクラシックギターの付属品を、最初から欠かせない付属品と、後から揃えても十分だという付属品とに分けて見ていきましょう。
最初から必要な付属品
弦は消耗品
クラシックギターの弦は6・5・4弦が金属製、3・2・1弦がナイロン製です。長くても3ヶ月に1度は弦を交換しないと、正確な音程に不具合が生じます。値段は千円ほどの弦であれば十分でしょう。
チューナーは便利
チューニングの方法は幾つかありますが、最も便利なのがチューナーで、チューナーの中でもクリップ式チューナーが、クラシックギターには最良かと思います。
楽器専用のクロスで拭く
ハンドタオルやティッシュで拭いてしまうと、特に弦には繊維が付いてしまうので、楽器専用のクロスを使った方が良いです。また弦を演奏後に拭いておくと、寿命が驚くほど違ってきます。
ギタースタンドで安全
やはりギターの安全を考えればギターを立てて置いておく、ギタースタンドを1本は持っておきたいです。ギタースタンドにも種類がありますが、先ずは安いもので十分でしょう。
後からで良い付属品
足台で弾き易く
椅子に座って演奏する時は、どちらかの足を足台に乗せて弾くと、かなり演奏が楽になります。僕が初心者の頃は足台の代用品として、新聞や雑誌を重ねて使っていましたが、先ずはそれでも十分でした。
カポタストで押さえ易く
略してカポと言われるカポタストは、簡単にいうとキーを変更したり、コードを楽に押えられる付属品です。そのうちカポを必要とする曲も出てきますが、最初からは必要ないかと思います。
メトロノームで正確タイム
正確なタイムを刻んでくれるのがメトロノームで、上手いギタリストの必需品です。買うならアナログタイプがお勧めですが、デジタルタイプならスマホアプリでも、代用品がたくさん出ています。
譜面台で体勢が楽になる
特に座って弾く時ですが、床に譜面を置きながらの演奏だと、首や肩に負担が掛かります。譜面を見る機会が多くなってきたら、譜面台も揃えておきましょう。
ストリングワインダーはペグに
主に弦交換の時に、ペグにつけて回すのがストリングワインダーです。あれば便利ですが、手でも十分にペグは回せるので、あったら使う程度で良いかと思います。
オイルで掃除
ギターの木製部分を磨く時につけるオイルで、レモンオイルやオレンジオイルなどがあります。オイルをつけてギターを磨くと、ギター全体の寿命が縮まるという事も言われています。
潤滑スプレーは弦に
潤滑スプレーを弦にかけると、指との摩擦軽減やサビ防止にもなりますが、好き嫌いが大きく分かれる付属品です。指板にはスプレーしない人もいるようです。
- 付属品には後から揃えても良い物がある。
- 人によっては一生使わない付属品もある。
- ギターを続ければ自分専用の付属品も出てくる。